読書
伊藤比呂美『ウマし』(2018年・文庫版2021年/中央公論新社) 『パパはごきげんななめ』(伊藤比呂美さんと最初の夫さんの共著)を読んだのは学生時分その頃は、出産子育てというものはいつか多分やってくるもの…コワいような、だが生物として通るのであろ…
河合隼雄先生の文章が好きだ視点と語りにへ〜、と思いそうか、と感じこういう見方を自分もできるようになりたい、と「憧れ」を投影しながら読んでいる 河合隼雄『おはなしの知恵』(2000年・文庫2003年・新装版文庫2014年/朝日新聞社) 新装版 おはなしの知…
最寄りの図書館、返却コーナーに向かう導線上にテーマ展示が設けてある先日その中に「ひきた先生」の著書を目にし、迷わず手に取った 机の前に貼る一行 作者:ひきたよしあき 朝日学生新聞社 Amazon ひきたよしあき氏は1960年兵庫県生まれ、博報堂に勤務ご尽…
ジェイン・オースティン『高慢と偏見』大島一彦訳(2017年中央文庫、原作は1813年発表)2024/04/04読了、きっかけは辻村深月の小説『傲慢と善良』 高慢と偏見 (中公文庫) 作者:ジェイン・オースティン 中央公論新社 Amazon 19世紀初頭の英国文学『高慢と偏見…
ひとの日記が好きなので…尾崎世界観『苦汁200%ストロング』(2021年文春文庫/単行本は2018年文藝春秋)2024.3.21読了『苦汁100%』(2017)は昨夏、『母影』(2021)は先月読了 [dazzling] picture from Flickr, Thank you 尾崎世界観さんの“日々を記録し…
『つげ義春日記』(2020年講談社文芸文庫/底本は1983年) 1975〜1985(昭和50〜55)年にかけての日記 記事内の“ ”部分は本書から引用[diary] pictures from Flickr ,Thank you 先に巻末の年譜から読んだ1937(昭和12)年生まれ 先月読了『哀愁の町に霧が降…