絲se(いとせ)Blog

手招き五十音

ゆれてひかる波形

シンクロを愛で、すべてをことほぐ
どんな今日も魂の波形
ゆれてひかる波形
こっちの様子、手紙のかわりに

会えても会えなくても、感謝を込めて

loveletter
[loveletter]picture from Flickr, Thank you

きょう2024/04/05
太陽:牡羊座16度「日の入りに踊っている妖精ブラウニー」
16度は【殻が打ち破られる】
太陽(合)ドラゴンヘッド
金星が魚座→牡羊座へ、牡羊座1度「女性が水から上がり、アザラシも上がり彼女を抱く」
<ヘリオ>
地球・月@天秤座(120度)火星@水瓶座
海王星@魚座(180度)水星@乙女座
ジオ・ヘリオともに天王星(オーブ2度で合)木星@牡牛座

KIN167 青い手/赤い地球/音11
己亥日 戊辰月 甲辰年
(暦を確認するのはわたしなりのきっかけ、無意識とのコミュニケーションです)
サビアンシンボル参考図書:松村潔『ディグリー占星術』

蛇足かもしれませんが、昨日から辰年辰月…辰は震/娠に通じるとも聞きます、できる範囲で注意していきましょう

災難に逢う時節には災難に逢うがよく候
死ぬ時節には死ぬがよく候
これはこれ災難をのがるる妙法にて候

良寛和尚のお言葉だそうです
わたしの住む仙台でも昨日ちょっとドキっとする地震がありました
この心境にはほど遠い自分、オロオロするばかりでした
開き直って書くことにします
そうできることに感謝します

【Book3】ツレアイ・ツリアイ、お陰さま・お互いさま【高慢と偏見】

ジェイン・オースティン『高慢と偏見』大島一彦訳(2017年中央文庫、原作は1813年発表)
2024/04/04読了、きっかけは辻村深月の小説『傲慢と善良』

19世紀初頭の英国文学『高慢と偏見』
主人公は“活潑な才気”(コインの両面で「偏見」)を持つエリザベス
人生の伴侶を見定め(見定められ)る過程とその周囲を描いた、「運命さだめ 見定めみさだめ 物語」

家族、家柄、親戚付き合い、ご近所付き合い、人柄、価値観、言動…などなど登場人物たちの個性を会話や手紙を通して楽しめる
こういう人っているよね
こういうことってあるよね

わたしが結婚した当時母・父に感じた断片を物語のなかに見、あのときは各自が人間心理を体験していたのだね、と受容する

愛娘エリザベスへ父が忠告する

お前は、夫となる男を本心から尊敬出来なければ、自分よりも優れた人間だと本当に思えなければ、決して幸せにも、まともな妻にもなれないだろう。お前には活潑な才気があるだけに、相手の男がお前ほど頭が良くなかったら、その才気は却って最も危険な仇になりかねない。

「尊敬」
結婚に限らず家族、友達、習い事、職場…人間関係の大事な鍵だと思う

尊敬できるということは(部分的でも)相手を理解し認めている、ということ
同時に「この人(のこういった面)を尊敬する」自分を認めていること
意識的にせよ無意識的にせよ、価値を受け取り・発してもいる

「お相手に相応しい自分に」
参列した結婚式でお聞きした神父さんのメッセージ
お互いにそう思い合える人間関係は幸福だ
関係性のため努力したいと願い、言動に移せること

日々目を向けるのは自分が意図すること
そしてふと、思いもかけずもたらされるもの
意識と無意識の活躍で
お相手と二人三脚で
お陰さま、お互いさま

Balance [balance]picture from Flickr, Thank you
きょう2024/04/04
海王星(ぴったり合)金星@魚座29度「プリズム」、29度は【価値の比較】
天王星(オーブ2度で合)木星@牡牛座
まるでこの物語とシンクロしているような⭐︎⭐︎
そして辰年辰月のはじまり
「はじまりはじまり」は「めでたしめでたし」を内包している
(2024/04/05追記:辰は震/娠に通じると聞きます
地震はいつどこで起きてもおかしくないのですが、注意できることは注意していきましょう)

天王星(合)木星に向けて【22度】

きょう2024/03/31
太陽:牡羊座12度「野生のカモの群れ」
KIN163 青い夜/赤い地球/音7
甲午日 丁卯月 甲辰年
(暦を確認するのはわたしなりの無意識とのコミュニケーション、きっかけ)

2024年4月21日、天王星(合)木星(@サビアン牡牛座22度)
そのとき太陽も牡牛座(=冥王星とスクエア)

この合(天王星・木星)は約14年ごとに起こる
…14年 28年 42年 56年 70年 84年(天王星の公転周期)70年 56年 42年 28年 14年…
前回は2010年6月(@牡羊座)逆行があり2011年1月(@魚座)にも合
14年を7年×2とすれば
・2010〜2011年(なにか心当たりはありますか)
・2017年付近(見直し、方向転換、リスタート)
・2024年春(この時点での実感、成果)

さて
探し物は見つかりましたか?
何を探していたのか、わかりましたか?

ちょうどこれから2024.4.2〜4.25水星逆行期間
振り返りにはよいタイミング

精神面/物質面、自発的/環境的な棚卸し
(勝手に離れていくかもしれないけど)手放すものは手放し
フィードバックに意識を向ける
(自然とやってくるものがあれば)いったん受け入れてみよう

Paphos thunderstorm

牡牛座22度「荒れた水の上を飛ぶ白いハト」

22の数字は、20→21→22と連続して進んでいます。それは、20や21の数字の意味を既に含むことを意味します。

20度【環境に振り回されない】
・過去から未来へ流れる時間と 未来から過去に流れる時間が並列している状態
・偶然に支配されず好調・不調が関係ない
 したい時にして、止めたい時に止める
・毎日同じことを繰り返していても、それを退屈とせずに手応えを感じながら進める

21度【活動力のピーク・跳躍力】
・その人自身の創造性や積極性が そのまま環境の中に発揮される
・やりすぎな傾向になるが破綻はしない
・他を押しのけて主張

22度【高揚感のクールダウンによる定着】
・四つのもので十字形を作り 時間と空間のサイクルを安定させる
・一方的な時間の流れを停止して相対化させ スタートを切ったものを安定化させる
・自分自身の維持力や自分の存在そのもの
   安定・着地

22度は環境の偶発的な影響に依存しないかたちで、その人自身の持つ力によって着地安定させる力です。

基本的に4の数字は、必ず対立したものを含みます。

引用は松村潔『ディグリー占星術』より

Thunderstorm 4 [thunderstorm]pictures from Flickr, Thank you

わたしのネイタル太陽:牡牛座20度
最近まで:トランジット天王星(合)ネイタル太陽
4月:トランジット木星(合)ネイタル太陽、金星回帰
5月:太陽回帰、火星回帰、水星回帰
6月:木星回帰

これから3ヶ月(わたしのホロスコープ)天体の回帰がつづく

 

春への着地

先月のある日、2月とは思えない陽気だった
自然のタイミングが訪れたと思ってか、オレンジ色の蝶が舞っていた
そのまま春に突入するにはやはり早過ぎて

雨水、啓蟄、春分
曲線的な三寒四温というより寒暖の小刻みな直角を繰り返し
なごり雪なのか、みぞれまじりのまとまった雪が袴姿の華奢な足元を凍えさせ、翌日には悪びれもせず溶けていった

この季節のこの街らしい強風
雨と花粉と黄砂の予報
停電の影響でダイヤが乱れた新幹線
駅の構内急ぐ人、並んでいる人、待ち合わせの人
旅行の人、移動の人、日常の人
わたしも今日は待ち合わせの人

あの日の蝶も
しばらくどこかで雪風雨風しのげたろうか
変わり目のときを着地して
改めて春と再会していたらいい

Spring Leaves'eh [early spring]picture from Flickr, Thank you

 




 

 

【Book2】光って遊ぶ、光を遊ぶ【苦汁200%ストロング】

ひとの日記が好きなので…
尾崎世界観『苦汁200%ストロング』(2021年文春文庫/単行本は2018年文藝春秋)2024.3.21読了
『苦汁100%』(2017)は昨夏、『母影』(2021)は先月読了

Dazzling Flowers
[dazzling] picture from Flickr, Thank you

尾崎世界観さんの“日々を記録しようとした記録”(2017年2月〜9月の日記)文庫版には書き下ろし「芥川賞候補ウッキウ記」(2020年12月〜2021年1月の日記)も収録

お顔は以前テレビ番組「セブンルール」で見たことがある
ロックバンド「クリープハイプ」のフロントマン
本名は祐介、1984年生まれ

一文字一文字を読み飛ばさせない日記
フォント・行の設定なんかもちょうどいいのかもしれない

ある日の文章

1秒が1秒として、時間がちゃんと時間として流れる、当たり前だけどなかなか無い、大切な時間だった。

この感覚、わたしは尾崎世界観さんの日記に感じる
文字数ぶん、読む時間を要する文章
当たり前のようで、実際体験するとこうして感想を書きたくなる

シャレとユーモア(サービス精神)に富んでいて、繰り返しクスっとニヤリとさせられる(引用は控えます)

過不足ない描写で

カーテン越し、風に吹かれる木に、どうしてもなんか惹かれるものがある。反対側、揺れる木の影と陽射しを、壁がぼんやり浮かべている。大切なものを見た気がして、記念に動画を撮った。録画ボタンのポン、という間抜けな音が恥ずかしい。

思考や感情も一緒に辿らせてくれる

写真を見ている時間は大切だ。意味がわからなくて理解できない、人が撮った写真なんて意味不明だ。それが心地良いんだよな。簡単に理解なんかしてたまるかよ。

世話になりっぱなしで頭が上がらない。でも頭が上がらないと、石田さんが覗きこむようにしないと会話が成立しなくなって、結果迷惑になるよな。よし、頭を上げよう。

素直、真っ当
まばゆいな

バランス感覚もしかり
(表現するために)表現しないことを取捨選択して、ピントを合わせて、目にできる明るさで差し出してくれている
至れり尽くせり
ファンと交流する有料会員サイト名「太客倶楽部」

本文中に(音源制作にまつわる表現として)“標本”ということばがあった

わたしはこれまで「ことば」にするのも刺し留めることの一つだと思っていて
話すことはまだしも、書くことは躊躇とウラオモテだった
無形の価値を損ったらどうしよう、と

尾崎世界観さんの日記は輪郭を浮かび上がらせる
掬い上げる、ピントを合わせる、「ことば」にするから共有される

わたしはなにか怖れていた
損う?
損なわれる?
そんなヤワな世界じゃないね

ここは汲めども尽きせぬ泉

 

 

 

種は成長する【2024春分】

今日は春分の日

2024/03/20
・太陽が宇宙の切れ目をまたいで魚座から牡羊座へ、
新しい体験領域の始まり
・ツォルキン暦 KIN152(黄色い人/黄色い種/音9)
 第三の城ラストスパート、黒キン連続10日間の7日目
・癸未日・丁卯月・甲辰年

とっかかりはナチュラルな反射

今年の春分図から感じたこと

自分ではどうしようもないこと(他者・外部)に対し、今の自分ができること

例えば
「雨が降りそうだから傘を持って出かけた」
→私(月)は天候(冥王星)に対し「傘」という反応をする

「その時は雨宿りすればいい」とか「予定変更して家にいる」でもいい
「反応できない」「あえて反応しない」も反応
なんにせよ、その時の私(月)が自然と取る行動がある

" Vernal Equinox "

自分では選べない・変えられないこと/自分が選択・行動できること
そのはざまで
人と人のあいだで
私を私たらしめるもの

反射的なアクションは「きっかけ」として必要

無自覚の種、すでに咲いている花

月は反射する力
現時点では無自覚で拙くても、反応することで月は月なりの自己表現をスタートしている
目指すは太陽…混沌を過ぎ、光と熱を放つ「別視点の自分」
太陽は全過程の自分を統合する意思をもって月(今の私)をサポートしている
道程が照らされているような、道標があるような「未来から応援されている」イメージ

素直に反応・表現を繰り返していくうちに、まるで種が成長しその個性を顕していくように「私(の表現)」「在り方」(同時に見られ方やポジション・扱われ方)も変化していくんじゃないかな

「私はこんな花でしたー」

咲いてから自覚する

どうして私はこの花に?と理由を探しても、それは意識にはのぼらない
もともとその花の種だった

環境・状況、もたらされるエネルギーや機会に対し、種の生命力で呼応していく
そのやりとりを通して殻を破り、次のステップ、次…と順々変化していく
・・・

Equinox

あめつちのみめぐみ
ときにかない
いぶきはめぐる

自覚した花の未来から逆算するもよし
数珠つなぎ的につながっていく、その糸はもうあるから
今の自分にできること、反応していきましょうー

繰り返すこと、ルーティンも頼りになると思います

宇宙遊泳〜地球人生 日々謳歌

[vernal equinox] [equinox]
pictures from Flickr, Thank you

おぼえがき
 てんこう:天候 転校 転向 天行
 きょうせい:矯正 強制 共生 今日せい 胸声
 いっぺん:一変 一遍  一辺 一片
 さく:咲く 柵  朔 佐久 作 策
 ひび:日々 ヒビ 響
 おうか:謳歌 桜花 王化

 

不惑ワクワクsmall step

“四十にして惑わず” by孔子先生
40代になったら惑わなくなるのかと期待していた
そんなことはなかったー

無い物ねだりはやめだ
惑い続ける!と諦めた
それをわたしにとっての不惑(惑うのを惑わず)としてから
なんだかんだ、人と比べることは減った
惑い揺れる自分が自分らしいと思うし
「みんなで地球の人間」してるんだと思うし(=前記事)

アラフォーからアラフィフの約10年は、誰にとっても【占星術的人生イベント】が続く

【土星半回帰】〜【天王星半回帰】〜【木星回帰】〜【キロンリターン】
これらが基本パックで、ネイタルとトランジットの関係によってはイベントが追加される

例)わたしの場合
2020年【トランジット天王星 合 ネイタル水星】〜【土星半回帰】〜【天王星半回帰】〜【トランジット天王星 合 ネイタル太陽】(←イマココ46才)〜【木星回帰】〜【キロンリターン】2028年
(ネイタル:生まれ持った天体の配置、トランジット:日々動いている天体の配置)

“五十にして天命を知る”の実感どんなものか興味ある〜

Kite

意識無意識すべての活躍を祝って

星・暦をみるのは無意識とコミュニケーションしたいから

日々が実験&観察
small step
ルーティンを活用する
シンクロに気づく

意識と無意識の交差点
わたしはそこで遊ぶのが好き

 

今日(2024/03/18)のサビアン
 <ヘリオ>
  地球 乙女座28度〜29度
  海王星 魚座28度
  天王星 合 木星@牡牛座23度

 <ジオ>
  太陽 魚座29度「プリズム」
  海王星 魚座28度「満月の下の肥沃な庭」
  土星 魚座12度「新参者達の試験」〜13度「博物館にある刀」

おぼえがき
蟹座10度「完全にカットされていない大きなダイヤモンド」

感じたことを表現するプロセスです。心で感じたものを他人はちゃんと理解してはくれません。そのため、批判を受けても落ち込まずに自分の思ったことを表現する練習が必要です。それが、カットされたダイヤモンドとなるプロセスです。

蟹座20度「セレナーデを歌うゴンドラ乗り」

日々の単調で退屈な暮らしの中に、喜びや満足感があることを表します。毎日規則的に働く平凡なものの中に、感情の高揚を発見するのです。

引用は松村潔『ディグリー占星術』より
[kite] picture from Flickr,Thank you.